【醜さを愛せ】リーガルハイ2 第10話(最終回)感想【オチは羽生が○○www】
番組内容 古美門研介(堺雅人)と黛真知子(新垣結衣)は、最高裁判所で安藤貴和(小雪)の差し戻し判決を得ることに成功。しかし、直後に古美門たちは貴和から弁護代理人を解雇されてしまう。古美門は、これまでの流れの裏に前回の高裁判決前、貴和と面会した吉永慶子なる人物が関与していたことに気づいた。その吉永が羽生晴樹(岡田将生)であることにも…。 黛が『NEXUS』に行くと、磯貝邦光(古舘寛治)しかいない。 羽生と本田ジェーン(黒木華)は姿を消している。その頃、拘置所の貴和に三木長一郎(生瀬勝久)と井手孝雄(矢野聖人)が面会していた。そこには、沢地君江(小池栄子)の姿も。三木たちを差し向けたのは羽生だった。 貴和の差し戻し審が始まる。検察側には羽生と本田の姿があった。羽生は貴和に死刑ではなく、無期懲役を求刑。三木は情状酌量を訴える。つまり全ては、争いを譲り合いで丸く収めようとする羽生の策略だった。 その夜、古美門と黛は、磯貝を利用して『NEXUS』に羽生と本田を呼び出す。怒りをぶつける古美門。羽生はすでに古美門には何も出来ないと応えた。黛も事実を追求せずにねじ曲げる羽生のやり方に不満をぶつける。しかし、羽生は愚かな民衆は誰かが導かなくてはいけないと悠然と構えていた。 それでも古美門は、引き下がろうとはしない。なぜ、貴和が羽生の言いなりになったのか?古美門と黛は、事件の真実を探り始める。 |
いい話でした。
最後のオチはやはり羽生の古美門さんへの愛でしたねwwwww
古美門さんを愛するあまり
「振り向いて欲しい・更正してあげたい・尊敬されたい」
という想いが今まで古美門さんとの裁判にこだわってきた理由なのでしょうww
良いオチだったと思いますが、既にネットなどで読まれていたのが難点かなww
→【リーガルハイ】羽生が好きなのは古美門。とネットで話題に - NAVER まとめ
最終回のテーマは「醜さを愛せ」に尽きるでしょう。
このテーマについて僕なりの考察をまとめました。
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醜さって?
【醜い】 [形][文]みにく・し[ク] 1 顔や姿かたちがよくない。「―・い姿」 2 見て不快な感じがする。嫌な気持ちがする。見苦しい。「―・い争い」 |
「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの 」
という相田みつをさんの詩がありますが、まさにこの通りです。
にんげんだもの
ってシンプルな言葉ですが重要です。
腹が減ったら悲しみ、腹が立ったら怒る、腹が膨れたら喜び、腹を抱えて楽しむ
これら感情をそのまま・あからさまに出す人は、一見醜いとも言えるでしょう。
ですがこれらを「にんげんらしさ」と呼びます。
「にんげんらしさ=醜さ」を押し殺し、無理と我慢をして生きる。
それを幸せと呼べるのでしょうか?
違いますよね。
羽生の「みんなが幸せ・ウィンウィン」は「醜さ」を封じ込め、建前と表面上の縫い合わせでしかありません。
自分や他者の「醜さ」に目をつぶってはいけません。
「醜さ」を認めて愛することが自分を楽にして、相手を許せることに繋がります。
「あれが欲しい・これをやりたい・あの人が嫌だ・この人が好き」
醜い欲望も「にんげんらしさ」であり、「目標・指針」になります。
醜さを否定する羽生の言動もひとつの「にんげんらしさ」で羽生にとって目標となっていますよね。
自分の醜さに気付かず、自分の醜さすら否定してしまう羽生に対して古美門さんの演説はスカッとしたなぁ。
「皆を幸せにしたい。ウィンウィンにしたい。しかしそれは所詮、君個人の欲望だ。みなから感謝されファンレターをいっぱいもらい、ベストジーニスト賞まで私より先にもらい、さぞ満足だろう。だが君がやていることはウィンウィンじゃない。小さなルーザーをたくさん作って君ひとりがウィナーになることだ。いいか、君の本性を教えてやるからよく聞け。君は独善的で、人を見下し、いい男ぶった、薄ら笑いが気持ち悪くて、スーツのセンスがおかしくて、漢字もろくに書けなくて、英語もサッカーもそれほどうまくない。でたらめなことわざを作る、甘くてぬるくてちょろい、裏工作をしてみたら、たまたまうまくいっただけの、ゆとりの国のポンコツへたれ、テンパ短足クソ王子だ! バーカー!!」 |
これを言われたあとの羽生の表情はいつも仮面のようにニコやかだったのと比べ、醜くて人間らしかった!
まとめ
人は醜いです。
しかし、建前と取り繕いだけの関係では何も気付けず何も成長しません。
醜さを醜いと指摘され気付いて初めて成長します。
「良くなりたい・向上したい」という願望も醜さの一つなのだから。
リーガルハイ 3期 クル━━━━(゚∀゚)━━━━!!??
生瀬「シーズン3への伏線がラストカットで出ると思うので、みなさんにはその辺を深く見ていただきたいですね。このあと、どんな戦いが待っているのか? ご想像下さい!」 |
リーガルハイ最終回見終わった!
岡田将生良かったわあ(* ´ ∀ ` *)
オチも希望通りだったしw
…じゃない、「予想通り」の間違いだ(´Д`;≡;´Д`)
— ひぃろ✩ゆぅき (@Heeroyouky) 2013, 12月 18
そういえば昨日のリーガル・ハイ。
羽生君┌(┌^o^)┐だったのね。
ドラマとかでは無いと思ってたのに。
爆弾だった。
— ばりこ (@barijiiino_17) 2013, 12月 18
リーガルハイめちゃおもろい(笑)(笑)(笑)
さすがのオチです(笑)
— みよみよみよ (@takayamiyo) 2013, 12月 18
リーガルハイ2の最終回おもしろいな〜「まずそこから降りろ」にしびれた〜高校の同級生にも羽生くんみたいな人おったわ。彼はいい加減に気付いているのでしょうか。
— ゆすけ (@micofu_fu_1) 2013, 12月 18
それにしても岡田将生はいい俳優だなぁ。あんなに整った顔立ちなのに、変な役をちゃんとこなせる。というか、変な役ほど輝いて見える。リーガル・ハイでも、純粋なのかヒールなのかわからない微妙で難しい役どころをうまく演じていた。最後の古美門ラブには笑ったけど。#リーガルハイ
— 岡室美奈子 Minako Okamuro (@mokamuro) 2013, 12月 18
「醜さを愛せ」。『リーガル・ハイ』、今回もすごかった。嘘か本当か、フェイクか事実かはどうでもいい、ように見せかけて、その狭間に真実らしきものをほんの一瞬浮かび上がらせる。こんな脚本、古沢良太さんにしか書けないよ。視聴者もその一瞬をしっかり心に刻んでおかないと、このドラマを見失う。
— 岡室美奈子 Minako Okamuro (@mokamuro) 2013, 12月 18
リーガルハイおわた。
作る人、演じる人。
全部凄いなあ。
そして
まさかの展開に
うちの姉、影木栄貴
『なんとなく気づいてた』
さすがや!笑
— DAIGO (@Daigo19780408) 2013, 12月 18