トラねこの巻

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「アナと雪の女王」ありのままじゃいけない論

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遅ればせながら「アナと雪の女王」観ました。

↓↓↓以下ネタバレ注意↓↓↓

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「アナと雪の女王」 ありのままじゃいけない論

エルサがありのまま氷の力を全開放したら国全体が冬に

氷の力を抑えながら幼少期を過ごしたエルサ。
大人になり女王へ即位のアクシデントをきっかけに

「私はありのままでいいんだわ!!」

↓参考動画↓

と力を全開放したら国全体が冬になり国民は大迷惑・・・。

そうです、ありのままではいけないんです。

思ったこと感じたことを、良いことから悪いことまで言動に移すと周りは大迷惑ですよね。

「あなた、太ってるデブね」

「あなた、クソ馬鹿ね」

とか、ありのまま言えませんもの。

自分の感情は内面で料理して相手の感情を考えつつ言動に移さなければいけません。

最後、エルサはありのまま振る舞った弊害を乗り越えて、氷の力をセーブしつつ相手に便利になるようスケートリンクや噴水を氷のオブジェにしています。

「ありのままじゃいけない」

と気付き、力を自分の内面で料理できるようになったんですね。

アナもありのまま振る舞い困った

「恋したい!!!」

という感情をありのまま全開放したら見事に詐欺男ハンスに騙されてました。

恋したい感情はわかりますが、やはり感情を料理しつつ相手の動向を細かく探り結婚相手を選ばなければなりません。

初めて会った日にプロポーズしてきた時点で

「この人オカシイ」

って思わなければなりませんが、ありのままオッケーしちゃったんでしょうね。

最後はちゃんと冒険を手助けしてくれたクリストフの人となりを見て、まずはキスから恋を始められましたけどね。

まとめ

人は誰しもありのままに生きたいです。

しかし全員ありのままだと社会は成り立ちません。

嫌な仕事をして、嫌な人間関係に混ざり、嫌な勉強をせねばなりません。

その中で感じるありのままを内面で料理し、うまい落とし所を見つけ言動に移すパズルやってるようなものです。
パズルがうまい人が成功するんじゃないかなと。

しかし、パズルばっかりうまくなっても

「どうしてパズルを組み立てるのか?」

という根本的なものもわかってないといけません。

「人様のお役に立つ」

これがパズルの根本です。

まーまー、利他を悪用する輩(ハンスみたいな奴)もいるからまたパズルが難しいんですけどね(^_^;)

「アナと雪の女王」そういうのひっくるめてうまく説かれているんかなって思いますた(笑)

【追記】
「let it go」は「あきらめる」「どうなっても良い」が正規の訳で「ありのまま」は誤訳とご指摘頂きました。
「ありのまま力を解き放った」わけではなく、「どうでも良くなって全力で氷の城に引きこもった」が的確でしっくりきます。「ありのまま」に感じる違和感はこの誤訳からくるものだったようです・・・。 

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