トラねこの巻

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真面目系クズ桃太郎

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「暗い、暗い、、、」
「揺れる、揺れる、酔って吐きそうだ・・」

「なぜ僕はこんな甘酸っぱく狭苦しい中にいるんだろう、早く出て新鮮な空気が吸いたいよ・・」

「ダメだ、、気持ち悪くて気が遠くなって・・」

・・・・・

・・・

・・

「う、うぅん、、、、」
「ここは?」

じいさん「あわわわ、中から子供じゃ!ばぁさん!」

ばぁさん「ホントにまぁ、、どうして!?」

子供「ふぁ、、やっと体を伸ばせる、、けど、、」

じいさん「よく見ると、なんてかわいい子供じゃ、なぁばぁさん」

ばぁさん「えぇ、凛としていて優しい顔つき」

子供(褒められてる?へへ、、)

ばぁさん「お腹がすいてないかえ?」

子供「あ、じゃあ、とりあえずうどんでも。。」

じいさん「あぁ、その前に名前を付けないといかんの」

ばぁさん「桃から生まれたから、桃太郎はどうかしら?」

桃太郎「あはは(ださっ!!!)」」

――真面目系クズ桃太郎――

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――それから10年後、桃太郎14歳

桃太郎(あ~いい天気、じっちゃんばっちゃんも良くしてくれてるし、寺子屋で読み書きもそろばん成績も中の上でそれなりにこなせてる、快適だわぁw)

じいさん「ばぁさん、最近鬼どもへの年貢が応えるのぉ・・100銭のものを買うと税込180銭になる・・・」

ばぁさん「はい、服も買えない・・私たちはいいけど、桃太郎を楽させてあげたいのに。。」

桃太郎「いやいや充分楽させていただいております、これ以上は望みませんよ、父上母上(うん、それなりに生活出来てるから現状維持でいいよ。まじ。)」

じいさん「おまえ勉強頑張って成績もよく、先生からも品行方正でお褒めのお言葉をいただいておる、わしらは大学に行かせて立派になってほしいのじゃ」

桃太郎「お気持ちはありがたいのですが私は拾っていただいた身、大学などめっそうもありません(高卒作業員でタラタラやりたいわぁ~・・)」

村人「たたたいへんだ!明日香ちゃんが鬼にさらわれた!!!」

桃太郎「・・・!!??」

じいさん「なんじゃと!桃太郎の幼馴染だというのに!!」

ばぁさん「いやぁ!!!」

桃太郎(んだよ!就職して明日香ちゃんと一緒になる予定だったのに!婚活しないで済むと思ってたのにィィ!!!)

ばぁさん「ついに、人まで奪うというの・・・?」

じいさん「うむむ・・・こうなったらワシが連れ戻してくる!!」

ばぁさん「おじいさん!いけない!腰が弱いというのにすぐに食べられてしまいます!」

じいさん「いや、桃太郎の幼馴染じゃろ、どうしても鬼どもにやるわけにはいかん!」

桃太郎「父上母上、私が行きます・・(んだよ!俺のフィアンセ!!!俺の人生設計!!!許さん!!鬼め!!!)」

じいさん「おお、行ってくれるか桃太郎よ、そう言ってくれると思っておったぞ」

桃太郎「もちろんです。すぐにでも支度して出発します!(こうしちゃいらんないよ!明日香ちゃん!俺のフィアンセ!鬼どもに汚されてたまるかよ!)」

じいさん「では、お前と一緒に桃に入っていたこの刀を持って行くといい。」

――2日後

桃太郎「あー、だるい・・・地図によるとあと50kmは歩かなきゃ・・金があれば籠屋たのむんだけどなぁ~」

猿「もしもしモンキー!旅のお方~、ワイちょっと腹減ってて、、腰につけてるきびだんご、わけてくれまへんか?」

桃太郎「ん?あ、あぁ・・いいいけど・・(強そうな猿だ、噛み付かれるの嫌だから従っておこう・・)」

猿「おー、あんがとな!ついでと言っちゃなんやけど、お礼に旅のお供するわ!どこまで?」

桃太郎「あ、ちょっと鬼退治に・・・」

猿「なんやて!?俺の妹も鬼にやられてん、ちょうどいい!一緒に倒そうや!」

桃太郎「う、うん・・・(この猿のやる気に乗っかっておこう、矢面に立ってもらおう・・・)」

――翌日

猿「でさ!ダチが木から降りられなくなっちゃってよ!ウケねぇ!?」

桃太郎「あ、うん、あはは、そうだね~(合わせるのしんど・・・)」

犬「もしもし、旅のお方、僕はここ3日間何も食べてなくて動けません、どうか腰につけたきびだんご、分けていただけませんか?」

桃太郎「そりゃたいへんだね、うん、いいよ(恩を売って、この犬もお供にしよう・・)」

犬「ありがとうございます!」
犬「もぐもぐ・・美味しい!」
犬「この御恩は忘れません!どうか旅のお供にして下さいませんか?」

桃太郎「うん、気持ちいは嬉しいんですが、僕たちは鬼退治に行きます。命の危険もありますので犬くんを一緒に行かせるわけには・・」

犬「いや、もともと野垂れ死ぬ身だったのです、命をかけて桃太郎さんをお守りします!!」

桃太郎「いいんですか?助かります。ありがとう!(しめしめ・・・w)」

――翌日

猿「犬くんはどこ住み?」

犬「私は広島の田舎から来ました」

猿「おーーー!もみじ饅頭!!ギャハハ!!」

犬「ははは、猿さんおもしろい!」

桃太郎(会話に入れない・・・・)

――落ちてくるキジ

桃太郎「おお、急に!どうしました!?」

キジ「鬼に焼き鳥にされるところを命からがら逃げてきたの」
キジ「私が死んでも変わりがいるからいいんだけど・・」

桃太郎「こりゃいけない、手当して食事を・・」

猿「そうだな!かわいそうだ!」

犬「はい!」

キジ「もぐもぐ・・・美味しい、、、ごめんなさい、こういうとき、どんな顔をすればいいのか、分からないの・・」

桃太郎「笑ってお供すればいいと思うよ」

キジ「うん・・・(ニコリ)」

――こうして桃太郎と猿犬キジは鬼ヶ島へたどり着いた。

桃太郎(ここが、鬼ヶ島・・思っていた以上に殺伐と・・)

猿「お~鬼ヶ島!!待ってろよ鬼めがあ!!!」

ズン・・・ズン!!!

――早速20mはあろう巨大な鬼が現れる

桃太郎(ちょ、猿!声でかいから早速気づかれちゃったじゃん!!)

猿「現れたな!!!妹のかたきや!!!」

――鬼に正面から飛びかかる猿、身軽に体に登り引っ掻きまわる

犬「僕が足を使えなくしますよ!」

――猿に気を取られている鬼の横から犬が周り込み鬼のアキレス腱を噛み裂く、倒れこむ鬼

キジ「桃太郎さん、私が目を潰すのでとどめを刺して」

――高く飛び急降下で鬼の目に突っ込むキジ

鬼「ゴアアアアアアアアアア!!」

桃太郎「みんな、グッジョブ!!!!!」

桃太郎「うおおおおお!!!!!」

――鬼の首に刀でとどめをさす桃太郎

鬼「アアアア!!!・・・・・・・」

――動かなくなる鬼

猿「へ!ちょろいもんやの!」

犬「このコンビネーションでいけますね!」

キジ「いけるかも。。」

鬼ボス「なんだぁ!!???弱っちくて門番しかできない木偶の坊をやったやつは!!??」

――奥から強靭巨大な鬼達が50体出てくる

猿「ぐぬぬ・・」

犬「はう!!!」

キジ「うっ・・・」

――物怖じするお供たち

桃太郎(んだよ、これなんてムリゲ???)

――桃太郎は尻餅をついて漏らしていた

鬼ボス「けけけ!!!やっちまおうぜ!!」

――猿が蹴り飛ばされ吹き飛ぶ

――犬が握りつぶされそうになる

――キジが地面にはたきつけられる

――あっというまに虫の息のお供たち

――桃太郎は尻餅をついたまま動けない

鬼ボス「残るはお前だけだな、プチッと踏み潰しちゃお♪」

――間近に迫る巨大な鬼の足裏

桃太郎(逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ・・・)

桃太郎(動け、動け、動いてよ!俺の足!!!)

桃太郎(このままじゃみんな死んじゃうんだ・・・)
桃太郎(三匹のお供も、じっちゃんもばっちゃんも、明日香も・・)

桃太郎(そして、誰よりも大事なこの俺の命が!!!!!

――ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

――桃太郎の利己心が頂点に達した時、右手の刀と融合し人型巨大兵器「エゴンゲロオン」に変身する!!!

エゴンゲロオン「ウオオオオオオォオオオオオオオオオオ!!!!」

――エゴンゲロオンが右手を薙ぎ払っただけで鬼が島が爆風に包まれ50体の鬼は瞬時に蒸発してしまった

――12時間後

桃太郎「はぁ、はぁ、はぁ・・・・」

桃太郎「勝った、、のか?」
桃太郎「みんなは?」

桃太郎「・・よかった重症だけど生きてる・・」

桃太郎(これで俺と明日香の夢の中流家庭生活が維持されるわけだ・・はは)

明日香「もう、、あんたバカァ?」

桃太郎「あ、明日香・・助けに来たよ」

明日香「鬼倒したのはいいけど財宝まで蒸発しちゃったじゃないの!!!使えないわねぇ!」

桃太郎「はは。。。」

桃太郎(どうやら夢の中流家庭(かかあ天下)になりそうだ・・・)

―fin―