トラねこの巻

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【斜めな自分にさようなら】オードリー若林正恭「ナナメの夕暮れ」感想

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いやぁ、面白かったですよ~。

それなんて俺?って思いましたw

若林さんの思考が僕とそっくりなんです。

・ 他人の目を気にする。

・ 相手にとって正解な態度をとる。

・ 一つのことを見聞きしても別のことをぐるぐる考えてしまう。

などなど。

オードリーのオールナイトニッポン聞いてると若林さんの言動の根底が理解できてたまりませんww

本を読んでやっぱ僕とそっくりだなぁと思いましたw

そんな気にしぃの小心者がテレビ番組の司会者やってるからまぁ消耗しまくりなんでしよう。
ですがちゃんと挑戦して頑張ってる姿に感銘を受けます。

もともと皆でウェーイ!と騒いだり、舞台上で表現することが苦手で、それができる人を冷笑、バカにしていた若林さんですがあることがきっかけで考えを改めました。

父親の死・・。

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父親が弱っていきやがて息絶える姿を目の当たりにし、他人をバカにしてきた自分がバカらしくなったと綴っています。

人はいつか死ぬ、本気で生きないと父親に申し訳ない。
だから本気で生きている人をバカにするのはバカな事だった。

心ではそう思うも皮肉にも父親から貰ったDNAがそれを阻む。。
生まれつきの性格がどうしても一生懸命な人をバカにする。。。

葛藤しながらも答えを探そうと模索する日々。

心療内科に行く。
モンゴルに行く。
キューバに行く。

自分の問いを解決してくれるナニカを探し世界を彷徨う若林さん。
芸能界にいる多種多様な人物が励ましてくれたりけなしてきたり。。。

自分の闇を深め荒んだ心に嫌気がさす、、
助けてくれる人はいるのか???

ひょんなことから居酒屋で同席した直木賞作家の西 加奈子さんからの一言

「そっかぁ、若林さんなら そう思ってそうw」

自分の闇を晒しての返答に晴れ間が指す
あれ?認めてくれる人っているんだwww

そこから若林さんの自分探しは終わり、合う人探しが始まる。

合う人に会う。

簡単な言葉だけど難しい事。
だって自分が今まで他人と合わせてきたから、自分に合う人を見つけるのは100倍難しい。

難しいからこそ見つかったとき嬉しい。
それが人生の醍醐味なんでしょう。

そして斜めに射した光はやがて暮れ、柔らかな月光が輝くのでしたw