トラねこの巻

「見た・聞いた・食べた」を「楽しく・役立つ・感動」をモットーにお届けいたします♪

【散りながら咲き誇る】鉄血のオルフェンズ 第46話 感想

スポンサーリンク

Fighter(期間生産限定アニメ盤)

いやぁ、超絶激熱展開で色々と考えるところありますなぁ。

▼ オルフェンズ46話 印象点

① 石動の殉職

マクギリス守って死んじゃいましたね、、

マクギリスに命を懸けるほどの動機は夢が見られたから

しかしガエリオはその夢は幻想であると指摘しています。

マクギリス、石動ともに貧民階級の出身。
そこから這い上がりセブンスターズにまでなったマクギリスに自らの夢を重ねた石動。

果たしてその夢を利用されているのか否か、、

完璧に利用され命まで奪われそうになったガエリオには石動の動機が滑稽に見えることでしょう。

しかしガエリオと石動の決定的な違いは出身の身分の差。

生まれながらに恵まれているガエリオに石動の想いはわからないまま、、

利用される事も弱肉強食の美点であることを石動は知っているのです。

スポンサーリンク



② 三日月vsジュリエッタ

クソうざいジュリエッタに辟易してトドメを刺した三日月。

三日月の悪魔のような強さに恐怖を覚えるジュリエッタ。

三日月の強さの根源を計ろうとも計り知れず益々恐怖におののく、、

なんとか一命を取り留めたジュリエッタの心境は三日月の強さを手に入れたい激情。
しかし強さへの手段は人間であることを留めながらと決心する。
それが三日月への対抗心からくるものだとしても、、

③ ラスタルの思惑

戦況を有利にすすめるラスタル。
汚い手を使っての好況に笑みを浮かべるもその手は緩めない、、

次なる一手はマクギリスと鉄華団を火星に入れない事、そしてマクギリスのギャラルホルン権限剥奪。

姑息と用意周到さはやはりセブンスターズに上り詰めたことだけはあり、ジュリエッタが尊敬する所以。

ニンマリと笑う口元を歪めるのは鉄華団の絆と諦めない勇気。

オルガの強烈な想いがラスタルの姑息さを打ち砕くでしょう。

④ 窮地の鉄華団とオルガの迷い

ラスタルから大打撃を受け半分以上の犠牲者を出してしまった鉄華団を焚き付けたのはオルガ自身。

その責任に苛まれ迷い後悔する姿はオルガの優しさであり弱さでもある。

好きな人を失ったヤマギに責められハッとするオルガの心。

副団長のユウジンには出来ない喝をヤマギが入れる。

何故犠牲者を出したか?

それはオルガを全団員が信じているから

信頼を今になって裏切ることは出来ない。

⑤ シノを失ったヤマギの傷心

同性であるシノが好きなヤマギは思いを打ち明けられないままシノを失う。

シノがいない世界にいる意味などない、、

傷心にふけるヤマギを救ったのもまたシノだった。

シノが守りたかった鉄華団を
シノが好きだった鉄華団を

今度は自分が守ることがシノがいない世界を生きる意味になる

⑥ 三日月の想い

オルガの目標が達成できなかったのは自分の責任と考える三日月だが迷いも不安も後悔もなかった。

ただひたすらオルガの示した道を突き進むだけだから。

ただひたすら邪魔者を消していくだけだから

ただひたすら鉄華団の夢を叶えるだけだから

一点しか見ていない三日月の目には不安も迷いも映らない。

しつこくすがるジュリエッタは邪魔だから消す
行く手を阻むラスタルは邪魔だから消す

ただそれだけ、全てはオルガのため。

▼ まとめ

ってことでね、終盤になり益々面白いオルフェンズ。

日曜の夕方が楽しみでなりません!

オルフェンズが始まるとツイッターのホットワードもオルフェンズ一色になるほどみんなの関心も高まっています!

なにより脚本の岡田麿里先生が秀逸すぎて文句の付け所がありませんね。

各キャラの事細かな心理の動きが丁寧に描かれていて観ていて没頭しますからね。

ホント次回も楽しみいいいい!