【悪意の連鎖が人々を苦しめる】アリスの棘 第4話 感想レビュー
先日の日向弁護士の騒動で、一時は悪い噂も持ち上がりかけた磐台教授（岩城滉一）だったが、胃がんの再発予防に画期的な新治療を発表したことにより、MR（医薬情報担当者）たちの間で話題になっていた。その権威にあやかろうと自社の薬を売り込むMRたちに対して、磐台は耳を貸さなかったが、唯一、手塚製薬の田崎（霧島れいか）だけは特別視していた。そう、15年以上にもわたり、裏取引をしている関係だったのだ・・・。by 番組公式サイト
面白かった！
樹里ちゃんが復讐のために人を殺めようとするも虹が引き止めるシーン凄かったぁ！！(ﾟдﾟ)
樹里ちゃんの緊迫した葛藤がひしひしと伝わってきて息を呑みましたよ・・・。
人が他者からの悪意に染まり、それをモチベーションに物事を起こすと何も良いことないんですよね。
そもそも、この悪意の連鎖はどこから始まったかというと、磐梯の金欲です。
それが病院全体を支配し患者たちが犠牲となっています。
金欲は誰にでも大なり小なりありますが決して金がだけが全てではないのも事実です。
磐梯は金が全てだと間違った矛盾に陥っています。
その矛盾を解消し、人と物事が好循環するには真理を見抜く目が必要です。
健全であるべき歯車のどこかに矛盾があると好循環が簡単に崩れて多くの人々が犠牲・不幸になります。
磐梯の
「命を救う」
という医者の真理を見間違い
「命を犠牲にして金にする」
という目線が樹里ちゃんを毒したのです。
ホント、勘違い・見当違いなクソみたいな奴等が世の中の半分は占めてます。
そんな奴等を目にするたびに僕は傷つき残念に想います。
このドラマを観て自分を省み、改心する人が少しでもいてくれたら幸いです。
