【ジャンル劇変!】話題になったウェブ漫画「ファイアパンチ」の今がヤバイ・・【356ブクマ】
皆様覚えていますか?
数カ月前にジャンプ+というウェブ漫画で新連載された「ファイアパンチ」が356ブクマでホッテントリ入りしたことを
はてなブックマーク - ファイアパンチ 藤本タツキ 少年ジャンプ+
これだけ人気が出た理由はストーリーの展開性と絵柄の良さ、兄妹愛の美しさが評価されたから。
▼ ファイアパンチの内容
「祝福者」という超能力者が存在する世界。ある時「氷の魔女」と呼ばれる祝福者によって世界は極寒の地と化し、多くの人類や動植物は死に絶え、残された人々は限られた食料や燃料を細々と消費して飢えと寒さをしのいでいた。
主人公の少年・アグニは、肉体の再生能力に優れた祝福者で、村に暮らしていた。
ある日べヘムドルグという王国の兵士達が村に押し入り、食料と燃料を強奪しようとする。兵士達のリーダー格で、炎を操る祝福者のドマは、貴重な若い労働力としてアグニをべヘムドルグに誘うが断られたため自らの能力で火を着けた。最愛の妹ルナと村人達は全員死ぬが、アグニだけは優れた再生能力が災いして死ぬことが出来ず、焼けた肉体がすぐに再生し、またすぐに焼けては再生するという地獄の責め苦に延々と苦しみ続けた。
それから8年後、べヘムドルグの兵士達の前に、全身が炎に包まれた祝福者が現れて彼らを全滅させる。その祝福者の正体は、8年間ドマの炎で燃やされ続けた結果、全身に纏った炎を操る術を身につけたアグニだった。村人とルナの仇を討つことを望むアグニは、ドマに復讐するために旅を続ける。
登場人物
↑主人公アグニ
↑アグニの妹ルナ
↑妹の敵ドマ
▼ そんな崇高なストーリがブチ壊しに・・
最愛の妹ルナ敵を身が焦げる苦しみを味わいながらも果たすべく旅するアグニの物語でしたが
突如現れたキャラ「トガタ」によりぶち壊されました
↑トガタ
トガタのプロフィール
・女性
・映画好き
・傷が再生する祝福者(超強力)
・並外れた格闘術
・目的のためなら手段を選ばない
トガタの目的
トガタは体再生能力があるため数百年生きています。
退屈な長い人生の中唯一楽しませてくれるのが映画。
しかし諸事情で映画DVDコレクションごと家が燃やされてしまい観られなくなるはめに・・
そこで思い立ったのが自分で映画を撮ること
自主制作映画主人公に白羽の矢が立ったのがアグニでした。
早速アグニのもとにいくトガタ。
強い格闘術と話術で言いくるめてアグニがドマを倒すまでを撮影させてもらうことに。
はい、なんか変でしょう?
ただの復讐劇じゃなくてトガタの撮影秘話になってしまいました・・。
アグニの表情やセリフに注文をつけるトガタの様はもう劇中劇。
とんでも漫画ですよw
しかも肝心の敵相手ドマは真面目になりすぎて鬱病になってしまい隔離病棟にいるし・・w
その代わりにもっと強いやつをアグニにあてがうトガタ
作風が劇的に変わっちゃいましたね。
なぜ作風が変わったか?
これは作者の藤本タツキ先生が連載前から決めていたこと。
藤本タツキ先生インタビュー
僕は物語が展開される中で、ジャンルが変わるというか、読者が事前に予想していた展開からまったく別の方向へ進んでいくマンガを作りたいと思っているんです。
映画なら「ゴーン・ガール」、アニメでいうと「魔法少女まどか☆マギカ」「がっこうぐらし!」「ハイスクール・フリート」なんかがそうですかね。
それが成功しているのかはわからないですけど、どれも話題になっているじゃないですか。話題を作るうえで、そういう試みは必要だなと思って。「ファイアパンチ」は今後3回か4回、ジャンルが変わります。
藤本先生は物語の途中でジャンルが変わる映画に魅力を感じて自分も試みたのです。
▼ まとめ
まー、途中でジャンル変わる作品って印象に残るし意外性があって面白いですよね。
しかしここまで変えるのってありなんですかね(;´∀`)>
サスペンスからコメディにいきなり変わったようなものですからねw
しかもあと3回もジャンル変える宣言とかどんだけw
やるならもっと自然な流れで整合性を保ちながら変えて欲しいですけど面白いからいっかwww
ファイアパンチの今後に色んな意味で期待ですw