【正義の英雄とは?】映画「インザヒーロー」感想
▼予告動画
面白かったwww
終盤までずっと淡々と話が進み、最後のアクションでバーッと燃え輝いて終わった感じです。
最後のアクションのために物語を付けたとも言えます。
鑑賞後心に残ったのは
「正義の英雄って何かね?」
ってこと。
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唐沢寿明さん演じる本城は戦隊ヒーロースーツの中に入っているアクション担当。
ブルース・リーに憧れこの職についた彼は25年続けてもスーツの中のまま。
なぜ花開かないのでしょう?
その原因はただひとつ。
「心が固いから」
不器用にただひたすらにアクションのみを頑張ることを正義としている彼はお偉いさんにも歯向かい、媚を売りません。
それが出世を妨げています。
しかし、
「心が固い=心が強い」
とも言えて、彼の心の強さに惹かれ集まる同僚たちと共にアクション事務所を運営しています。
心の固と柔らかさのバランスは重要で、どちらに偏ってもよくない難しいものです。
だからこそバランスの取れた人はなかなかいなくて、補い合うように組織が成り立ちます。
「補い合う」
とは、組織の本質です。
この本質を経験則で見抜いている本城(唐沢寿明)は補い合うチームワークを重んじています。
新人の若いナマイキ小僧、一ノ瀬(福士蒼汰)は育ちが複雑で思いやりのない個人主義を正義とする自分のためだけに動くワガママっ子です。
本城と一ノ瀬が出会いどう絡み何を得るのか・・・。
それぞれの想いを抱え、夢のために進む先に何があるのか・・。
2人の夢はどうやって生まれたのでしょう。
本城はブルース・リーに憧れた事からです。
ブルース・リーが英雄なのです。
英雄とは己の正義を貫き悪を懲罰する者です。
人は良い人・モノ・事を目にすると憧れて真似をしたくなります。
子供の頃に見た英雄ブルース・リーを本城は50才近くになっても追い求めています。
その姿を見た一ノ瀬は彼のひたむきな頑張りに心打たれ憧れを持ち、本城が英雄に見えました。
本城を名前でしか呼んでなかった一ノ瀬が「リーダー!!」と呼んだシーンは感動的でした。
本城から本質を受け取った一ノ瀬もまた夢に近づきました。
憧れの正義の英雄は回り回り広がっていくのです。
僕がブログ運営で憧れているのはENJILOG(エンジログ)さんです。
ENJILOG(エンジログ)さんは人生を学べる憧れの存在です。
チェックの見出しとか真似させていただいてます。
みなさんも周りに憧れる英雄と呼べる人はいませんか?
そういう人は自分にとって非常に貴重でありがたい存在です。
真似することはかっこ悪いことではありません。
一緒にいて良いと思ったことは自然と自分もそうなるものです。
英雄が周りにいない人は探しましょう。
家に居たければネットでも探せます。
なにか習いたいことがあればカルチャースクールでもなんでも行きましょう。
人生の師となる正義の英雄に接する機会は宝ですよ☆
最後に唐沢寿明さんのアクションシーン、感動的でした!!
体が炎上しながらの殺陣、眩しく輝いていました!!
唐沢さんもスクリーンの前にいる観客の英雄になるべく役者をまっとうする正義を抱き輝いているのですね!
イン・ザ・ヒーロー (小学館文庫) | ||||
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