【衣料業界 世界9位の秘訣とは?】カンブリア宮殿 ゲスト:しまむら 野中正人社長 感想【全国1274店舗数】
北は北海道・稚内から南は沖縄・石垣島まで全国に約1300店、衣料品チェーンとしては日本一の店舗数を誇る「しまむら」。その数はユニクロを圧倒し、グループ売上は4910億円と、ファストファッション業界でなんと世界9位につけている。人気の秘密は、驚きの安さ。だが、安さだけではもはや戦えないのが日本のアパレル業界。その中で堅実な成長を続けている秘密とは?異色の衣料品チェーンの独自戦略に迫る!
「凄い」の一言。
「物流・従業員教育・販売方法・仕入れ」全てがシンプルで刻々と進化する仕組み。
素晴らしい!
その利益は毎年右肩上がり。
なぜここまで凄いのか考察してみました
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▼マニュアルのシンプル化
パートさんなどの従業員が迷うことなく仕事するため、各店舗にマニュアルを置いてあります。
しかし、それだけならどこの企業でも同じですね。
しまむらでは従業員からの改善案を年間数万件集めており、マニュアルもそれを踏まえ書き換えられています。
僕は転職を何度かしましたが、どこの企業でもマニュアルはホコリをかぶっていました(;´∀`)>
あなたの会社のマニュアルはどうですか?
▼物流・仕入れのシンプル化
しまむらでは自社製品を作らず、全て他アパレルメーカーが作ったものを仕入れています。
しかし、ただ仕入れるだけではないんです。
他アパレルメーカーが中国で作った服を現地でしまむらの倉庫を作り、そこに集めてしまむら各店舗に輸送しています。
ですから、他アパレルメーカーが物流に絡まない分、安く仕入れ、早く配送することができます。
▼販売方法のシンプル化
全国に1000店舗以上あるしまむらだからこそできる「各店舗間の商品移送」
売れない服がある店舗から、その服が売れてる店舗へ移送し、売り切ってしまう。
また、種類の同じ服は置かない。
1店舗につき1着。
そうすることにより、同じ地域で買ったお客さんが同じものを着ている人に出会わなくなる。
なにより、その服を売り切ることができる。
以上、しまむらが培ってきたノウハウです。
これらを編み出したのは「実験」にチャレンジしてきたからです。
試行錯誤し、「安さ」「品質」「満足」を求めてきた結果です。
また、パートを含めた社員旅行を費用全額しまむら持ちで毎年行っているのも脱帽ですね。
超優良企業しまむら。
これからもお客のため、自社のためにアパレル業界を上り詰めていって欲しいです。
ファッションセンターしまむらの件、カンブリア宮殿でみております。思うにノウハウの交換とか結構巨大組織なので我々の会社見習うべきかと思いますね。売れていないので何処かの店舗さん助けてとか、POPの提供とか。TT仙台さんみたいなPOP使用のご要望とかあってもいいと思うよ。
— いがーり(さすらいのMB担当) (@rx78igari) 2013, 11月 30
しまむら。今週のカンブリア宮殿で特集。
村上龍が、今までで一番凄い、正真正銘超優良企業、と言い切った。僕も、もちろん存在は知っていたが、その中身は全く知らなかった。知ろうともしなかった。そういう、大したことなさそう感がしまむらにはある。
合理化の方向性は、サイゼリヤと似てる。
— ▷N・T(本人) (@NikTesl) 2013, 12月 1
誘われて初めてしまむらへ行ったが趣味に合わず、そもそも買わねばならないほど着るものに困っているわけでもなかったので、結局ずっと欲しかった寝巻用の浴衣を買った。国産、ガーゼの裏地付き、そんでもって別に安くない。帰宅後見たカンブリア宮殿のしまむら特集は面白かったでごんす。
— Okamoto Eli (@OkmtEli) 2013, 12月 1
録画しておいたカンブリア宮殿「しまむら」の回を観た。メーカーに対する三悪(返品、仕入れ後の再値引き要求、販売応援要請)を禁止し、メーカー側の手間を減らすことによって安値での仕入れを実現。自社物流による店舗間の商品移動などにより、商品を売り切る。この割り切りはすごいな……
— Kenji Kawada / 河田顕治 (@kuroyagi) 2013, 12月 2
ユニクロ vs しまむら(日経ビジネス人文庫)