【アメイジング・スパイダーマン2 感想レビュー】今年のゴールデンウィークはこれ一択でしょ!!
公開初日の朝イチで観てきましたので早速感想書きます!
超絶おもろかった!!
ホント、今年のゴールデンウィークはアメイジング・スパイダーマン2一択で言うことなし!!
小学生のお子さんなら話はわからなくともアクションシーンで大満足だし、中高生のお子さんなら友情と親子愛について考える機会になり、大学生社会人の方ならストーリーに込められた奥の要旨について深く考察できるとっても素晴らしい映画です!!
ただし観る前に1を観て予習が必要です。
アメイジングの方の1なので注意です☆
では内容に触れていきましょう。
↓↓以下ネタバレ注意↓↓
① 人は大きな力を手にすると浮かれて墓穴を掘る
冒頭はスパイダーマンが犯罪者を捕えるアクションシーンから始まります。
さっそうと街を飛び交い、まるでゲームを楽しむように犯罪者を追い詰めるスパイダーマン。
駄々をこねる子供をあやすように犯罪者を捕らえます。
強大な力のあるスパイダーマンに危機感や恐怖などありません。
「今日もいっちょ街を救ってやるかなっ♪」
程度に考えていたのでしょう。
その際、車にぶつかりそうになった電気管理員のマックスを助けます
「危なかったね、君も僕の目と耳だよマックス。ありがとう!」
ヒーローに名前を覚えてもらえたマックスは大喜びし、スパイダーマンの大ファンになりました。
スパイダーマンであるピーターにとってはいち市民を助けたほんの些細なことでしかなかったのに・・・。
そう、人は自分の力や幸せが当たり前になると浮かれて調子づきます。
その力は周りがいてこそ役立ち、周りに生かされてることを見失ってしまうのです。
この歪みから物語は始まっていきます・・・。
② 信頼が覆された時、恨みへと変貌する
電気管理員マックスは事故で電気を自在に操れるようになります。
急に得た大きな力に戸惑うマックス。
力を制御できず街を壊してしまい、スパイダーマンと対峙することになってしまいました。
マックス「俺だよ、スパイダーマン、あの時助けてもらった!」
スパイダーマン「えっと、誰だっけ?」
スパイダーマンはいち市民であったマックスの名前を覚えていませんでした。
マックスにとってのヒーローはマックスをどうでもいいと思っていたのです。
ここで①にある
「浮かれて墓穴を掘る」
という人の弱さがマイナスに循環してしまうのです。
マックスは周りからモンスター扱いされる自分とヒーローで応援されるスパイダーマンを目にし、恨みと怒りに支配され本当のモンスターになってしまいます。
③ ヒーロー(英雄)とヒール(悪役)の背景(歴史)
マックスはうだつの上がらない電気管理員。
外見もダサく、彼女はいないし金もない。
周りからこき使われ反撃したいが、それは妄想の世界だけ。
そんなマックスが大きな力を手にした時どうするのか、どうしたいのか・・・。
周りから頼りにされ、感謝され、必要とされていれば力を人の役に立てたいと思えます。
しかしその真逆の環境にいたマックスはその環境へ反撃すべく街を破壊します・・・。
「人が環境を作り 環境が人を作る」
という言葉がありますが、劣悪な環境に育まれたマックスはその環境に劣悪に接します。
はい、人が悪いのではないのです。
環境=歴史
が、人を良くも悪くもするのです。
環境=歴史に毒された人を正すにはその人の歴史をたどり原因を解消するしかないです。
一概にその人自身を咎めたり攻めたりするのはナンセンスなのです。
③ 人を突き動かすモノとは?
スパイダーマンはマックスやもう一人のモンスターとの戦いで大きなものを失います(何を失うかは映画をご覧ください)
喪失感と絶望感にさいなまわれ、生きる気力・動き出す源泉の絶えたスパイダーマンはどうなるのでしょう?
このまま何もせず何も発せず、たらたらと日常をやり過ごしていくのでしょうか・・・。
再び立ち上がるには何が必要でしょう?
みなさんは何が必要だと思いますか?
ほら、よく目にする、耳にするあの言葉(感情)です。
それは
「希望」
なんです。
うまいもの食べたい
いい人と付き合いたい
金がほしい
誰かに必要とされたい
誰かのために生きたい
見たい
聞きたい
なんでもいいです。
フラットな感情で湧き出る
「○○がしたい」
という感情=希望が人を突き動かせ立ち上がらせるモノなんですよね。
④ まとめ
この映画はホントにオススメです。
恋人と家族と子供と、是非とも一緒に観ていただきたい。
アクションシーンを楽しむもよし
恋人の大切さを感じるのもよし
子供・親の大切さを感じるのもよし
老若男女だれしもが何かを感じれる素晴らしい映画です!!
1800円払う価値は大アリでコスパ最強の映画です!!!
是非ともご覧ください♪
↓観る前にアメイジング・スパイダーマン1で予習してからにしましょう^^