【昇華された青春】新海誠監督 映画「君の名は。」5つの感想評価【微ネタバレ注意】
CMで気になってたし、60代の母が珍しく観たいと言ったので一緒に行ったんですよ~
SFアクション青春でめっちゃ面白かったったww
▼ 映画「君の名は。」とは
予告動画
あらすじ
1200年ぶりという彗星の接近が1か月後に迫ったある日、山奥の湖を囲む糸守町に暮らす女子高生の三葉は、自分が東京の男子高校生になった夢を見る。日頃から東京に憧れを抱いていた三葉は、夢の中で念願だった東京を満喫する。一方、東京で暮らす男子高校生の瀧も、行ったこともない山奥の町で自分が女子高生になっている奇妙な夢を見ていた。
繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている記憶と時間。何度も入れ替わる身体とその生活に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止めてゆく瀧と三葉。残されたお互いのメモを通じ、時にケンカし、時に相手の人生を楽しみながら状況を乗り切っていくのだが・・・。
主題歌
RADWIMPS(ラッドウィンプス)/前前前世(ぜんぜんぜんせ)
聖地(舞台)
東京都新宿区信濃町
聖地巡礼【君の名は。】~信濃町周辺~ : 気まま気ままに聖地巡礼
岐阜県飛騨高山
君の名は。聖地ロケ地!糸守は飛騨高山?三葉サイド | アニメ演技研究所
▼ 「君の名は。」感想5つ(微ネタバレ注意)
① 映像美
これは言うまでもなく新海誠クオリティーです。
キラキラとなめらかに揺れる水面
山々を照らす日光
色めく芸術的な空
そそり立つビル群
ざわめくように揺れる木々
ホントね、絵画がそのまま動いている感じでしたね。
② 青臭い恋愛
これも新海誠監督ならではです。
どうせ学生の初々しく青臭い恋愛が描かれるんだろうなぁとあまり期待せずに観たんですが良い意味で裏切られましたね。
青臭い恋愛がSFとアクション要素によってかなり昇華されていました。
学生時代の淡い恋心を懐かしめました。
③ 荒んだ恋愛観が変わった
瀧くんと三ツ葉の恋心が時間を超えて繋がるシーンはね、もうね、感涙モノでした。
僕は恋愛については過去苦い思い出しかなくかなり荒んでたんですけど、恋愛っていいなと素直に思えました。
④ SFとアクション要素も楽しめる
今作のテーマはありふれた男女入れ替わりなんですが、そこに荘厳な理由付けをしてかなりドラマチックに仕上がってました。
男女が入れ替わる理由は女の命を助けるためであって、そのために時間の相違があって、そこがまたドラマを生み出すんです。
神教の荘厳さ、女を助けるために奔走する男、好きな男を探す女
そして破壊される街、、
これらがうまーく整合性を保ちつつからみ合って最後の感動の再会とか胸熱でしたね。
⑤ 老若男女楽しめる
「君の名は。」というタイトルから1991年のNHK朝ドラを想像し足を運んだ年配の方もいるかと思いますが間違って観ても楽しめます。
子供が観ても男女入れ替わりの笑えるシーンも楽しめて、学生が観たらドンピシャで自身の環境と一致し感情移入できるでしょう。
僕のような中年が観たら昔を思い出しほんのりします。
そのような作りにした新海誠監督グッジョブ!オブグッジョブ!ですね。
▼ まとめ
とてもよかったですね。
僕は60歳代の母と見に行ったんですが母はアホなので「なぜ男女入れ替わるんだ?」という疑問にこだわってましたwww
そこはファンタジーなんですから受け入れるのが前提なんですけどねw
なぜ入れ替わるかは神教的な要素が絡んでて観る人の想像に任されてるんですけどねww母は面白いですww
この映画はカップルで行っても楽しめるし、家族で見ても楽しめます。
ぜひともご覧頂きたい☆